●ビニールハウス●

第2回建築アンデパンダン展




*作品について*

ボナンザとザザンボのビニールハウス。ビニールハウスといってもこの二人を栽培するわけではない。この透明のビニールは中に含まれる要素たちを露にしつつ、その頼りない素材の性質上、ぼんやりと見えたり見えなかったりする部分が生じる。建築はそこに棲む人、車、機械、空気、生物、様々なモノ達のそれぞれの「個」を生き生きと包み込む存在でありたい。ジェネリックではなく、スペシフィックな一瞬を切り取った建築。この一瞬。またそこに生成される空間は、わずかな力によって成り立ち、わずかな力でもって消失する。穴の開いた浮輪。ビニールの風船で組み立てられたハウスは、ボタンをはずし、封印された空気を吐き出し、見事に畳み込まれる。力とその運動にともなって、変容しうる空間。とにかく、これはボナンザとザザンボのビニールハウス。



その後のボナンザとザザンボ


ボナンザ ザザンボ



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