専攻科修了生、本科卒業生の研究が学術雑誌に受理されました

Elsevier社の雑誌(Result in Chemistry,IF; 2.3, 2024年)に本校専攻科を修了した八尾颯斗さん、本科5年生卒のアルターさんの研究成果が論文として掲載されました。国際的な学術雑誌に論文が掲載されることは非常に難しく、受理されたことは素晴らしいことです。
八尾さんは2023年3月に台湾中興大学理学部化学科Ping-Shan Lai教授の元で研究を行い、本研究の基礎データを得ました。アルターさんは本科5年生の時に粳間研究室で研究を行い高分子ミセルの合成に取り組みました。内容は、これまで取り組んできたガン細胞への薬剤失活を抑えるため、DDSと光線力学療法を組み合わせた内容です。
本校化学・バイオ部門 粳間教授とPing-Shan Lai教授の国際共同研究は2018年から続いています。本成果は日本時間2024年4月23日から公開になっています。

八尾さん

(八尾颯斗さんコメント)
この度、私の研究成果が論文として採択され、大変嬉しく思います。研究を通じて多くの学びを得るとともに、このような形で成果を残すことができたことは自信に繋がりました。ご指導いただいた粳間先生をはじめ、携わっていただいた方々に心から感謝いたします。今後も医薬の発展に貢献できるよう、一層研究に励みたいと思います。

アルターさん

(アルターさんコメント)
初めての研究経験でありながら、先生や先輩の導きと支援に恵まれました。短い期間で目標を達成し、論文が公開されたことは、私にとって大きな成長の機会でした。この経験は、今後の研究に対する自信を深めるとともに、新たな挑戦に向けての準備を整える助けとなりました。

 

 

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