米子高専では3月18日(金)、知的財産に関するFD研修会を開催しました。
 富士通株式会社 ビジネス開発部 シニアマネージャー 広瀬 勇一 氏を講師に招いて「知財を活用したビジネスの創出―学生の発想力の出口戦略への活用―」というテーマで講演を行い、教職員約30名が聴講しました。

 広瀬氏はまずビジネスの側面から、ITや人工知能が急速に発達している現代で企業が生き残るためには、競争力・優位性のあるサービスを創出する必要があり、知財を有効に活用すべきであると訴えました。そして、自社で実際に行っている中小企業・大学等と連携した活動を紹介しました。具体的には、まず大企業が保有する未利用特許を学生に開放(公開)し、その活用方法を柔軟な発想力で考案させます。そこで生まれたアイディアを、中小企業を交えてブラッシュアップを重ね、製品化や事業化を目指すというものです。
 単なる知財制度や出願手続きの説明とは異なり、“知財を教育に取りこみ、学生の発想力と結びつける”という視点は教職員にとって斬新で興味深いものでした。「ぜひ本校でも実施したい」との声も聞かれ、大変好評でした。

 終了後は参加者から「学生へ特許技術をわかりやすく伝えるためにどのような工夫をしているか」「実際に高専で連携事業を実施するには何から始めれば良いか」等の質問があり、研修会は盛会のうちに終了しました。今後本校では、研修内容を活かした知財活動、産学連携活動、教育改革を積極的に行っていく予定です。

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