米子高専では、 2017「海洋漂着ゴミを通して日韓の環境問題を考える~海は人をつなぐ~」研修のため来日した韓国・南ソウル大学校及び群山大学校の学生ら25名と学校交流を行いました。

  韓国・東海市(江原道)と境港市を結ぶDBSフェリーで来日した一行は、平成29年7月14日から7月22日までの日程で福井県若狭湾周辺から境港市まで移動しながら様々なプログラムをこなし、地域住民との交流を深めました。

  7月20日(木)には、米子高専との交流に先立ち、環境省選定 名水百選のひとつである米子市の“天の真名井”を見学し、環境研修の中核である水をめぐる環境について見識を深めました。 その後、鳥取県立大山青年の家にて野外炊飯「うどん作り」を行いました。薪から火を起こし、日本の伝統食であるうどんを粉から作るという、韓国の研修生にとって非常に貴重な体験をすることができました。

うどん作り

「うどんの生地をのばす韓国の研修生たち」

  7月21日(金)に米子高専を訪問した一行は、学生会、留学生及び9月に実施する韓国への派遣研修参加学生によるカウンターパート学生15名と様々な活動を行いました。

  午前中、弓ヶ浜海岸で、研修の主目的である漂着ゴミ回収作業を通じた環日本海・海洋環境問題研修を行いました。併せて、5年前に植樹した米子高専―南ソウル大学校交流記念樹(“きらら松”)周辺の清掃も行いました。

海岸清掃1 海岸清掃2

「海岸清掃の様子」

 その後、本校で歓迎交流会として、各校の代表学生による学校紹介を受け、教育環境や文化の違いを認識しました。続いて行われた昼食交流会では「さしみ」や「鯛の塩釜焼」を初めとする日本料理に舌鼓を打ち、食を通じた交流を深めました。

  様々な活動を共にし交流を深めた学生たちは、高専のお家芸とも言える「ものづくり体験交流」として、再生可能エネルギーをテーマとした「スペースローバー」(ソーラーエネルギーキット)を製作しました。

ものづくり ものづくり2

「ものづくりに取り組む韓国の学生と、サポートを行う高専学生」

 その後、正面玄関で記念写真を撮影し、米子高専での交流は終了となりました。

 学生達は、集合写真撮影後もお互いに写真を撮り合い、交流を深めていました。

 

 夕方より、鳥取県立大山青年の家にて、米子市国際交流員の 李 佳仁(イ・ガイン) さんをお迎えし、日本での仕事や日本語の勉強方法について講演いただきました。

  講演に引き続き、米子市及び琴浦町の韓国語教室の生徒22名にお越しいただき、地域の皆さんとの交流会を行いました。非常に活気のあふれた歓談が交わされ、お互いのお国柄を知る貴重な時間となったようです。

講演会 交流会

「李 佳仁さんの講演及び交流会の集合写真」

 7月22日(土)は、留学生を含む本校学生9名と共に、鳥取県の自然と文化を体験する研修を県内各所で行いました。 午前中は、“大山寺”と“大山まきば みるくの里”を訪れ、大山の歴史や自然、酪農文化について体験しました。

大山寺

「大山寺山門の前での集合写真」

 その後、“サントリー天然水 奥大山ブナの森工場”を見学しました。工場で飲料水が生産されるスピードや最新の技術を使用した解説内容に一同驚きながらも、大山が育む水環境について理解を深めました。

工場見学1 工場見学2

「土壌環境の実験と工場見学の様子」

 昼食・市場見学ののち、“水木しげるロード”を見学し、研修を締めくくりました。

  韓国へ向かうフェリーへの乗船を控えたターミナルでは、お互いに写真を撮り合うなど、別れを惜しむ様子が見られました。

 また、研修に参加した日韓双方学生から「たくさん交流することができて楽しかった。」「こういった研修にぜひまた参加したい。」といった声が聞かれるなど、非常に有意義な研修となったようです。

 米子高専では、今後もこのような活動を通じて学生の国際意識の醸成に務めていきます。

集合写真