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第3回とっとり医工連携フォーラム(8月31日)を開催しました。

2019/09/30
第3回とっとり医工連携フォーラムの開催

医工連携研究センター長 大塚 茂


令和元年8月31日(土)、鳥取大学医学部やYMCA米子医療福祉専門学校関係者、医療・福祉関連従事者、地域企業や地方行政、および県内金融機関など100余名の参加者を迎え、本校アカデミックシアターにて、「第3回とっとり医工連携フォーラム」が盛大に開催されました。


今回、フォーラムの基調講演では、「染色体工学の基礎研究から創薬ベンチャーの起業へ至る道」と題して、株式会社Trans Chromosomicsの押村 光雄代表取締役にご講演を頂きました。その後、とっとり医療機器開発成功事例発表(Needs&Manufacturing)として、「ギャグレスマウスピースの開発」を題材に医学部感覚運動医学講座の藤原 和典准教授とイナバゴム株式会社開発センターの西 需副所長によるご講演を経て、パネルディスカッション(P/D)へと移行しました。


このP/Dでは、医学系研究科学生と本校専攻科学生、総勢7名(教育イノベーション・ユニット)による「ギャグレスマウスピース」への新たなイノベーティブ提案が発表されました。提案の中には、「経食道心エコー検査」との兼用や「咬合力の測定・トレーニング利用」を考えたもの、あるいは同時に唾液を採取し分析することで、疾病予防や治療にデータ活用するものなどがあり、講演者・来場者も含めて大いに議論も深まり大変好評を博すことが出来ました。


その後、同フロアにて医工連携共同開発製品のデモ展示も実施され、「脳波計測による車の安全走行」への活用、あるいは医療シミュレータロボットやユニバーサルビークル、新たに「AIを用いた画像データ解析技術」の骨格解析や在宅医療への応用など、多岐に亘る実演が行われ、大いに盛り上がりを見せていました。

教育イノベーション・ユニットによる「ギャグレスマウスピース」への提案(P/D風景)
Research & Development Center for Medical-Engineering Collaboration
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