各種行事
各種行事を、入学から時間順に紹介します。
大山オリエンテーション(1年春)
高専は様々な所から多様な人が集まってきます。そのため、いち早くみんなが打ち解けてもらえるよう、全学科の1年生で1泊2日の大山オリエンテーションを行います。
今年は互いの交流を深めるにあたって、初日は植田正治写真美術展を見て回りました。とても個性ある写真は、見ていてとても楽しかったです。
その後、宿泊施設である大山ロイヤルホテルで、各学科ごとに集まって自己紹介などを行い、それぞれの学科の5年生の方から米子高専の生活について話を聞きました。これから5年間の学生生活を送る上でとても参考になるお話でした。その夜は、仲良くなった友達と寝食を共にし、楽しい夜を過ごしました。
二日目には、大山寺に行き米子の歴史や自然を堪能して、一泊二日のオリエンテーションを終えました。
このオリエンテーションは、米子の自然にはじまり、自分たちのクラスはどういう風なのかを感じる良い機会でした。明日の学校生活に期待を寄せて、日々楽しく過ごしていきたいです。
2014年度入学 小野
遠足(1年秋)
一年生は秋になると、今までの学校生活で築かれたクラスの結びつきをより一層深めるために、遠足を行います。
各学科ごとにバスが出るため、学科ごとに違ったところへ遠足に行くことができますが、近年では遊園地や美術館といった施設へ行くにつれて、全学科が共通のところへ遠足をする様になったため、他学科とも行動を共にするようになりました。
この遠足を通して、自らが協調性を持って行動すること、他者を思いやることの大切さを学ぶ良い機会となったのではないのでしょうか。
校外研修旅行(2年秋)
全学科とも2年生は10月に校外研修旅行にでかけています。クラスの親睦を深め、団結力を高めるのは、やはり寝食を共にするのが一番ですからね。
この行事が始まった当初は坂本竜馬の歴史をたずねて高知方面に出かけていたのですが、移動に時間がかかり過ぎることなどもあって、近年は「国立三瓶青年の家」にお世話になっています。
この研修旅行は2学年全体が同じ屋根の下で寝食を共にし、互いに親交を深めるものですが、日々の日程は学科ごとに決めています。三瓶青年の家でできることは、野外炊飯や七宝焼き、サイクリング・ソフトボールなどのスポーツがあります。秋空のもと、三瓶の豊かな自然を満喫すると、日頃の勉強で溜まった疲れも吹っ飛んじゃいます!
More information will be coming soon....
工場見学旅行(3年秋)
3年生での大きなイベントは、10月にある工場見学旅行です。これには、学校では得られない現場の専門知識を学習したり将来進むべき道を考えるきっかけにしたりしてもらうという狙いがあります。
電気情報工学科は、例年京阪神方面へ2泊3日で出かけています。
インターンシップ(4年夏)
インターンシップとは「学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度」のことで、文部科学省、経済産業省、厚生労働省や各経済団体はインターンシップを積極的に推進しており、インターンシップを取り入れている企業は年々増加しています。電気情報工学科でも参加を奨励しており、近年ではほぼ全員が参加しています。
5日間以上の実習を行い、報告書作成や報告会での発表を経て内容が適切であると判断されると、1単位(自由選択)が認められます。
報告会(4年秋)
毎年10月、 一人ひとりがプレゼンテーションツールを使って発表しています。また、報告会に際しては学生どうしで相互評価を行い、発表技術の向上に努めています。
高専祭学科展示(4年秋)
毎年11月の初旬頃に高専祭の文化の部が開催されます。このとき、各学科の4年生は日頃学んだことを活用した展示を行うしきたりになっています。
毎回テーマには苦労するところであり、また祭りの当日が迫ってくると準備に追われ連日徹夜という年もあります。
2014年度
2014年はちょっと豪華な2本立てで高専祭2日間を盛り上げました。
ピタゴラ装置ではディズニー映画をイメージした構成で、大人の方から子供たちまで多くの人に楽しんでいただけました。
「音と光」の融合を目指し、これまで危険すぎて手を出さなかった高電圧実験にも挑戦することで一味変わった科展にできたのではないかと思います。
私たちの専門である電気分野を生かし、特にピタゴラスイッチではプログラムを用いた鉄道模型の自動制御やLEDを用いた電飾を行いました。企画から完成まで約3か月かかりましたが、チーム全員の努力の積み重ね、また先生方の手厚いサポートにより高専祭当日にやっと完成させることが出来ました。今回の科展を通じて改めて電気の楽しさ・モノづくりのやりがいを感じることが出来ました。
ピタゴラスイッチは小さい子供達に人気で、大人の方には放電実験が人気だったと思います。幅広い年齢の方に楽しんで頂きとても達成感を得ることが出来ました。来場して頂いた方々ありがとうございました。来年は後輩たちの展示にご期待ください!!
2014年度科展「ピタゴラスイッチ」担当 可知
電気情報工学科では2チームに分かれ、ピタゴラスイッチと雷実験を展示しました。
雷実験は電球内で放電を起こし、それを見たり触ったりするというもので、数万Vという電圧を扱うとても危険な実験でした。私は実際に回路を作製する役割でしたがなかなか上手くいかず放電を起こすのに半月以上費やしました。しかし、その分上手くいったときの時の感動が大きく、皆と抱き合って喜び合いました。その後も色々な壁にぶつかりましたが、仲間と原因を考えたり先生方の手を借りたりして、とてもいい作品を作ることができました。
今回の体験でモノづくりの大変さ、仲間と1つの事をする楽しさを学びました。この経験をこれからに活かしたいです。
2014年度科展「プラズマボール放電実験」担当 山本
2013年度
「ひかり・つながり」をテーマに、4つの小企画(LEDキューブ展示・モグラたたき・プロコン作品展示・画像処理による来場者数カウンタ)を楽しんでいただきました。
今年の科展のテーマは「ひかり・つながり」だったので、LEDを用いたモグラたたきを製作しました。
企画から完成までは1ヶ月ほどかかり、たくさんの苦労を乗り越え文化祭当日の朝に完成しました。文化祭当日はたくさんの方に遊んでもらい、とても好評でした。また、制作陣のテストプレイという名のハイスコア更新合戦が非常に白熱しました。
初めは不安でしたが、今では科展を通じてものづくりの技術やそれへの関心が向上したと実感できます。
2013年度科展「モグラたたき」担当 影岡
2011年度以前
旧サイト内高専祭科展ページに掲載しています。ご覧ください。
卒業研究発表会(5年冬)
毎年1月末~2月初めの時期に卒業研究発表会を開催しています。5年間の学業の集大成として、5年生が1年間かけて取り組んだテーマの成果について発表します。
場所は米子市文化ホール、もしくは米子コンベンションセンターBiGSHiPで、外部公開の形式をとっています。
午前中に一人3分間の口頭発表、午後からはポスターセッションという形式で行なっています。
当日は、5年生や関係教職員以外にも在校生、保護者および企業等の方々が来場され、熱心に聴いていただいています。また、5年生の相互評価や4年生の投票により、優れた発表者は表彰されます。
中間発表会(5年秋)
5年間の学業の集大成として5年生が1年間かけてひとつのテーマに取り組む、卒業研究。この中間発表は、本格的に研究を仕上げる前の節目として、毎年10月頃、ポスター形式で実施しています。自らの考えをまとめ、また、先生方や学友の意見を聞いて今後の研究活動をより充実させる目的があります。
また、5年生にとってもお互いの研究活動を知るよい機会でもありますので、前半・後半と2つのグループに区切り、交代で発表しています。5年生同士や教職員からの質問等に、発表者が説明したりアドバイスを受けるなど活気あふれる議論が展開します。
4年生も参加し、自分が興味あるテーマやクラブ等で知っている先輩の説明を聴くようにしています。内容はかなり難しいという印象だと思いますが、少しは来年自分が取り組む研究テーマ(研究室)を決定する参考になっているでしょう。
卒業式
毎年3月下旬には、卒業式が挙行されます。本校では米子駅前の米子市文化ホールで行っています。
5年間は長いようでも、終わってみればあっという間に感じるようです。穏やかな春の光に包まれて、一段と晴れやかな笑顔が印象的です。
卒業式では、卒業証書授与などのほか、学業成績や課外活動等で顕著な功績があった学生の表彰もあります。電気情報工学科からは、成績優秀者が電気・情報関連学会中国支部賞を受賞し、表彰されます。
最後は吹奏楽と合唱により「蛍の光」が演奏される中、出席者全員の拍手に送られて卒業生が退場します。
その後は会場を移して謝恩会が開催されます。教職員からのメッセージ、学生諸君のスピーチなど、様々な思い出話に花が咲く2時間です。いろいろあった高専生活もこれで本当に終わりですね。
今後は米子高専電気情報工学科の看板を背負って活躍してくれると共に、健康で素晴らしい人生を送ってくれることを願ってやみません。また、機会がありましたら学校へも顔を出し、教職員や後輩達に立派な姿を見せて欲しいと思います。