平成14年度
足立直樹 岩田裕矢 西川佳介 矢田峻一
「PingPongDash -卓球スコア記録分析システム-」
電子制御工学科5年
足立直樹 岩田裕矢 矢田峻一 西川佳介
指導教官 河野清尊
全国高等専門学校第13回プログラミングコンテストが、10月12日(土)13日(日)の両日、金沢市の石川県地場産業振興センターにおいて行われました。大会は課題・自由・競技の3部門において優れたアイデアと実現力を競うもので、高専情報処理教育の一つの発表の場になっているものです。
今年度の課題部門「スポーツとコンピュータ」に電子制御工学科の本研究室から卒業研究の発表という位置付けで、「PingPongDash
-卓球スコア記録分析システム-」を応募しました。6月の書類審査での予選で、幸いにも予選通過20テーマに選ばれ金沢市での本選に出場することになりました。本選は、プレゼンテーション、デモンストレーション、マニュアルの3つの審査の総合評価で競われました。結果は敢闘賞ということで残念なものではありましたが、学生にとっては研究成果の対外発表の機会となり、大変良い勉強と経験になったと思います。また、アイデアと完成度を競うという観点では、ロボットコンテストと何ら変わらない難しさとやり甲斐のあることも痛感しました。
本選前の発表練習では教職員の皆さまから貴重なご意見・ご激励をいただきありがとうございました。また、プロコンをここまで育ててこられた高専情報処理教育研究委員会の先生方と、今大会の運営にあたられた石川高専の教職員の皆さんに心より感謝します。現時点では、来年もまた挑戦したいと考えています。なお、本選の模様はプロコンのホームページにも掲載されていますのでご覧ください。 http://www.procon.gr.jp/honsen13/(河野清尊)
プレゼンテーション審査 デモンストレーション審査
僕が主に担当したのはプレゼンテーション発表でした。僕は人前に立つのが得意ではないので、前日から緊張していて、ホテルではあまり眠れずにひたすら発表練習をしていました。
当日、会場に着いたら会場の独特の雰囲気に押しつぶされそうで、本番の少し前までガチガチに緊張していましたが、発表が始まったら思ったより落ち着いて発表や質疑応答ができたと思います。発表が終わったときはとても達成感があり、うれしかったです。
今回のプログラミングコンテストは、編入生で高専に2年しかいない僕にはとても良い経験になりました。(西川佳介)
今回、初めてプログラミングコンテストに参加してみて思ったことは、意外と大きな大会だったことです。
高専といえばロボコンが有名で、ロボコンはNHKで放送されたり、たまにニュースで取り上げられたりするほど大きな大会で、高専だけでなく大学や海外の学校などの大会もあるくらいですが、プログラミングコンテストも、まだ第13回ながら、ロボコンと同じようにかなり大きな大会だと思いました。
会場も、市街からは少し離れていたものの、結構大きい場所で、課題部門・自由部門・競技部門ともに、見学する人や質問する人の数も多く、盛り上がっていたと思います。
来年は東京(八王子市)で行われるそうです。東京ということで見学者などもかなり多くなるのではないかと思います。プロコンの知名度がだんだんと増してきているので、来年もぜひ参加してはどうかと思います。(岩田裕矢)
●ど~も~。デモ担当です。こちらは「ぶっちゃけトーク」でいきたいと思います。まず、ブースに来た審査員団の皆さんですね。いろいろ質問されました。一般客と同じレベルのQでしたけど。何やらボードに点をつけてました。
-いい点つきました?
●さあ?こっちは1つ1つきちんと答えましたけど。
-で、結果として賞は?
●話、飛んでフィナーレですか。敢闘賞です。わずか十数校が受賞し・・・
-え? それって優秀賞とかとった残りでは・・・
●バレました? ぶっちゃけ参加賞です。(笑)
-終わってみてどうですか?
●ホントに何も観光せずに帰ってきてしまいましたよ~うぅ(泣)
ホテルでみた番組がこっちより1週間遅れなのにもビックリしました。運転は本当、お疲れ様でしたね。学校に着いて片付けして「家へ」です。
-「立つ鳥、後を濁さず」ですね。
●バグは残ってますかもね~。(笑)
-最後に、後輩に勝利のコツをお願いします。
●「色気」です。(笑) 優勝したのはボクたちの「バレーボール版」でしたけど、メンバーが女の子3人です。(矢田峻一 足立直樹)
デモンストレーション審査