米子高専では、特別行事に係るキャリア講演会として、平成30年10月19日(金)に米子市長 伊木 隆司 氏をお招きして「未来の米子市が高専に期待すること」と題し、本科5年生192名に向けた講演会を実施しました。

 伊木市長講演1

豊かさのバリエーションについて話される伊木米子市長

 講演冒頭では、半年後には社会人や大学生となる5年生に向けて、これからの人生で大切となる3つの事柄「人間関係」、「お金のこと」、「郷土のこと」について話されました。 人間関係についての話では、市役所窓口での対応例を引き合いに出しながら、相手が動きやすい心の持ちようへ導いてあげることが大事と語られました。お金についての話では、貯め方や稼ぎ方が重要なのではなく、使い方が大事であると説き、人脈作りや読書の例を交え、自分自身への投資の大切さを訴えました。郷土についての話では、お金では買えない価値として、新鮮な魚を食べられる漁師さんや自分家の裏山の木を使って無垢材で家を建てた友人の話を例に、豊かさのバリエーションについて話をされました。

伊木市長講演2

未来の米子市が高専に期待することについて力説される伊木米子市長

 また、自身の経験から卒業してからの10年間にあたる20代の期間が本当の勝負であると伝え、未来の米子市が高専に期待することとして、「郷土を知ろう」、「社会や地元のために還元しよう」、「ネットワークを生かそう」といった3つのお願いをされました。 郷土を知ることで地元への愛着が増し誇りに思えるようになること、自分が稼げるようになって一人前になったら次は周りの人や地域や社会のために還元できるようになること、今この一堂に会している同級生のネットワークが将来色々な場面で役に立つ日が来ること等を力説され、講演を締めくくられました。

伊木市長講演3

学生の質問に耳を傾ける伊木米子市長

 講演後の質疑応答では、市政に関することやリーダーにとって一番大切な資質とは何かといった質問が飛び出すなど、学生も真剣に聞き入っている様子でした。 米子高専では、今後も地元の自治体や企業の方々と協力しながら、地域のニーズに応じた人材の育成に取り組んでまいります。