自分のノートPCを使って情報の授業を受ける様子高専祭2023 4年ぶりに一般参加可能で開催ベラルアーツ)が求められ、本センターはその実践、広報、研究のために設けられた。 2016(平成28)11月に鳥取大学医学部と包括連携協定を締結し、これを受けて、双方が有する専門的な知見・情報の共有や連携により、地方創生にかかわる地域産業の振興と人材育成に貢献することを目的とした「医工連携研究センター」が創設された。 2019(令和元)年12月 世界で初めて新型コロナウイルス感染症が確認され、数か月で世界中に拡散。日常生活、産業、教育、医療などあらゆる面で国民生活が大きな影響を受けた。本校も、対面授業の休止、各種大会や会議の中止などこれまで直面したことない事態に直面した。徐々に対面授業は拡大したが、マスクの着用、消毒の励行、座席の間隔の確保など対応に追われた。リモート授業、リモート会議、提出物の電子化などが一気に進んだ。さらに、鳥取県の要請を受け、2021(令和3)年8月から、新型コロナワクチン職域接種(2000人分)を学校医である山陰労災病院の水田栄之助医師、学校薬剤師であるあすなろ薬局の笠井弘昌先生及びその他医療従事者の方の協力のもと実施した。2023(令和5)年5月に新型コロナウイルスの感染法上の分類が5類感染症になり、外出自粛は求められなくなった。 2021(令和3)年4月1日総合工学科に改組。5学科から1学科5コース制(機械システムコース、電気電子コース、情報システムコース、化学・バイオコース、建築デザインコース)になった。教員組織は、機械システム部門、電気電子部門、情報システム部門、化学・バイオ部門、建築デザイン部門、教養教育部門となった。改組の目的は、高度情報化やグローバル化の進展への対応、また、急速に人口減少や高齢化・少子化が進む中で地域の持続的な発展・存続していくため必要な抜本的な産業構造の改革を牽引できる人材の育成である。 2021(令和3)年度から、各自でノートPCを準備・持参し、授業で使用するBYOD(Bring…Your…Own…Device)が開始。また、スマートフォンを利用した「電子学生証アプリ」も導入された。これにより、学校への連絡(欠席、遅刻)や災害発生時の安否確認がスムーズになり、時間割や学生便覧などの情報が身近になった。 2014(平成26)年に2回目、2021(令和3)年に3回目となる機関別認証評価を受審した。評価機関は、2回目は大学評価・学位授与機構であったが、2016(平成28)年に組織改編され、3回目は大学改革支援・学位授与機構だった。それぞれ高等専門学校評価基準を満たしていると評価された。 2016(平成28)年4月「リベラルアーツセンター」設立。創造力を育成するために、専門的知識や技術に加えて幅広い総合知識が重要であり、高専教育では、人間や社会に関する深い理解と広い見識、また実践を通して得られる洞察力と感性等の実践的な教養(アクティブ・リ16Yonago National College of Technology 60th anniversary第1編 60周年の歩み
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