(2)身だしなみ指導(3)新型コロナウイルス感染症対策(1)新制服の導入 3年生以下の制服について、創立50周年を迎えた平成3月には小中高校等の臨時休業が要請され、4月に緊急Yonago National College of Technology 60th anniversary211.生活指導第2章 学生部 新制服導入に伴い、3年生以下について、頭髪含めた身だしなみの指導も実施方法も改善され、学級担任、学年主任、学生主事補、学生主事と段階的に指導を行っていくこととなった。新制服導入時は、落ち着いていたが、過去でもそうであったように、時代の流行によって、学生の変化が起こるとともに、特に頭髪に関しては、社会的に染髪が非常に多くなったことで、令和2年度からの改組によって、総合工学科に改組により、学生の気質も変化を生じているような気がする。今後、学生らしい身だしなみをどのようにしていくか、再度、考えていく必要があるかもしれない。 令和2年、新型コロナウイルス感染症の流行によって事態宣言を発出し、学校休校等の措置が行われた。本校においても令和元年度卒業式等の中止や学校休校となった。授業等の実施に向けて、感染症対策の指針が急務となり、学生部では特に部活動の実施方法などの検討を行い、感染症対策の実施や確認含めて対応に追われた。新型コロナウイルス感染症の猛威は治らず、令和2年度は様々な学校行事を含め、高校総体や高専体育大会の全国大会などが中止となった。その後も、令和5年に「5類感染症」に移行するまで、大会や対外試合の参加も含めて、感染症対策の検温等が義務付けられた。また、大会へ参加できないなど、日頃から、部活動に励んでいた学生や最後の大会に参加できないなどさまざまな問題が起こりました。今後、同様な感染症が発生しないことを切に望みます。(4)車両および自転車 従来より二輪および四輪の車両通学を認められているが、届を提出していない学生など、事故の保障が受けられない場合があるので、指導を継続している。また、本校周辺の駐車場が増えて少ないが校内への無断進入などがある。 近年、自転車の事故及び危険な走行が目立つようになった。鳥取県内でも自転車と自動車や自転車同士など事故が増えているため、かつてから推奨されていた自転車での走行時のヘルメット着用が努力義務化された。本校でもヘルメット着用を呼びかけるようになった。 この10年間の学生主事は、平成26、27、28年度を森田典幸、平成29、30年を稲田祐二、令和元、2年を蔵岡誉司、令和3、4年を中山繁生、令和5年を藤井雄三が務めた。25年度から制服の検討し、ブレザー型の制服に変更することとなった。デザインについては、アイデアを含めて学生、保護者、教職員などからの意見を参考に制服の変更が決定され、平成26年度から女子のスラックスも含めた新制服でのスタートとなった。それとともに、制服の着用や身だしなみを整える指導を行うこととなった。
元のページ ../index.html#23