米子工専60年誌
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(5)「地域学」授業および地元企業見学の支援(5)「地域学」授業および地元企業見学の支援(6)資格取得者の調査(7)キャリア講演会等の実施(1)就職・進学の支援(4)工場見学旅行の支援科2年生を対象とした授業科目である。この授業は、前(1)就職・進学の支援(2)進路研究セミナーの企画・実施(3)インターンシップ(校外実習)の支援(4)工場見学旅行の支援38Yonago National College of Technology 60th anniversary1.キャリア支援室の活動知とインターンシップ激励会の企画・実施(インターンシップ説明会、ビジネスマナー講習会および女子学生向けの身だしなみ講座など)を行うことでインターンシップを支援している。 本科3年生を対象とした工場見学旅行は、「日本を代表する企業の製造現場を見学することにより、将来に向けての職業観、就労観を培う。また、ものづくりのプロセスを体験して実践的な専門性を高め、創造性豊かな技術者になるための自覚を促す。さらに、実社会におけるビジネスマナーを考える機会を与える。」ことを目的に実施している。 キャリア支援室は、補佐教員の選出依頼、スケジュール管理(打ち合わせ会、反省会など)、結団式の企画・実施などを行うことで工場見学旅行を支援している。 地域学は、令和4年度の学科再編に伴い導入された本期15週(週1回、50分)の授業と後期に実施される1泊2日の研修旅行で構成され、学生は、最初に座学で山陰地方の産業の成り立ちや地域社会と産業とのつながりを学び、そして、後期の研修旅行で各クラスそれぞれ3社の地元企業見学を行っている。また、地元企業(米子高専振興協力会)と協力して、本科1年生に対して5クラスで5社の地元企業見学を実施している。低学年のうちから本校近郊の企業などを見学させることで将来の技術者としての知識・見聞を深めるきっかけとしている。キャリア支援室は、「地域学」研修旅行および地元企業見学が円滑に進むよう、企業への協力依頼、見学企業の調整、スケジュール管理(打ち合わせ会、反省会など)、結団式の企画・実施などを行っている。(6)資格取得者の調査 学科(部門)が推薦する資格は、本校HPの学科(部門)のページ等で周知している。キャリア支援室は、学生の資格取得の推進を図るため、資格取得者を調査し、『彦名通信』への掲載などを行っている。(7)キャリア講演会等の実施 キャリア支援室は、企業や米子市、同窓会に協力を依頼して、特別日課・特別行事に講師を招へいし、「社会 キャリア支援室は、学生一人ひとりが自分のキャリアについて自律的に考え、選択していけるよう支援を行っている。主な活動は、以下のとおりである。 米子高専では、学生個々の就職・進学指導は各学科(部門)の就職担当が行っている。キャリア支援室は、「求人票」、「会社説明会」、「大学編入学募集要項」などの各種情報の学生への周知と進路研究セミナーの企画・実施を行うことで学生の就職・進学を支援している。また、インターンシップ向け企業セミナーなどにも積極的に参加するよう学生を促し、就職・進学の支援の一助としている。(2)進路研究セミナーの企画・実施 進路研究セミナーは、本科3年生・4年生、専攻科1年生および他学年の有志の学生を対象にして行われる米子高専主催の企業・大学説明会である。このセミナーは、最終的な進路を決定するために参考とする説明会として位置づけられるもので、毎年12月下旬に実施している。(3)インターンシップ(校外実習)の支援 インターンシップ(校外実習)は、キャリア教育の一環として本科4年生・専攻科1年生を対象に行っている。平成10年からは1週間以上の実習と特定の規定を満たせば、正規の教科として1単位を設定している(専攻科生に対しては、専攻科設置以来、2週間以上の実習と特定の規定を満たせば2単位)。学生個々のインターンシップの指導は各学科(部門)の4年担任が行っている。キャリア支援室は、インターンシップ募集情報の学生への周第2編 最近の10年第8章 キャリア支援室

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