寄付贈呈式50Yonago National College of Technology 60th anniversary1. 米子高専卒業生ネットワーク(Ynct-net)の構築2.情報発信の強化3.学校への貢献4.総会等の開催 米子高専同窓会では平成26年度の母校創立50周年に向け、前年に第1回米子高専卒業生ネットワーク(以降Ynct-net)連絡会の開催、Ynct-netポータル・サイトの運用開始、関西支部、中部支部の設立が相次いで行われました。中心となるのが、米子高専同窓会、米子高専、米子高専後援会、専友会、伯鵬会、鳥取県、鳥取県産業技術センター、鳥取県産業振興機構で構成されるYnct-netの構築です。 Ynct-net連絡会は平成30年度までは毎年同窓会総会と併催されてきましたが、令和元年は総会・50周年記念式典開催のため休止され、令和2年以降はコロナ禍及びオンライン総会のため中止されています。 平成28年6月に矢末会長から同窓会事業の再評価を行うとともに将来ビジョンの検討を行うことが提案され、同窓会本部・支部・首都圏同窓会から同窓会ビジョン検討委員及び情報発信委員を選出し、検討を行いました。令和元年に同窓会50周年の節目を迎えるに当たり、「Ynct-net同窓会ビジョン」がまとめられました。 母校創立50周年の前年に「Ynct-netポータル・サイト」を学校と協力して構築し運用を開始しました。日本全国に限らず世界に広がる卒業生への情報提供をするのみでなく、卒業生相互が年齢地域を越えて広く交流できる場としていただき、あわせて学校・地域への貢献を進める場にできればとの思いで構築されました。 ポータル・サイトは令和6年4月、プロバイダのサービス終了に伴い、業者を変更し、よりアクセスしやすいサイトにリニューアルされました。 また、中部支部で導入されていたFacebookを平成28年12月より「米子高専同窓会Facebook」としてスタートさせました。 さらに、中部支部会員向けに配信されていたメルマガを全国展開し、平成29年1月から会員への「同窓会メールマガジン」の配信を始めました。現在は月1回、情報発信委員が対応し、各地域の案内やトピックスを集約して配信しています。当初の配信数は620名余りでしたが、令和6年3月現在では約1,320名になっています。 メルマガ開始の翌年3月から準会員である在校生に対し、メルマガ及びポータル・サイトの内容を伝える在校生向けお知らせの配信を始めました。当初の配信数は200名余りでしたが、令和6年3月現在では420名余りになっています。 平成11年度より実施してきた学校に対する学生研究助成事業は金銭的支援から人的支援への方針転換により令和元年度で取りやめましたが、コロナ禍の令和2年度には学校に対し50万円の寄付を行いました。 また、キャリア支援として前期の終わりに実施される特別日課において、平成30年度から同窓会が推薦する方が講演会の講師をしています。 平成25年の代表幹事会で会則改定が行われ、以降同窓会の運営は理事会によってされています。平成26年度から令和元年度までは毎年対面で総会を開催しました。コロナ禍の令和2年度は中止しましたが、令和3年度以降はオンラインで毎年開催しています。第2編 最近の10年第12章 同窓会10年の軌跡
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