1234567工学に関する様々な問題等を自ら発見することができる発見した問題を解析し、自ら設定した行動計画の下で解決することができる専門的な英語の文献等を読み、理解することができる自らの専門的知識・技術及び関連する分野の知識について、時代の進展に対応し、フォローアップすることができる持続可能な社会を念頭に置きながら、仕事その他の社会生活を送ることができる問題解決に向けて、チームの中で自己の意見を述べ、また他者の意見を聞きながら適切に作業を進めることができる専門分野の課題について報告書等を作成し、適切な資料を用いて関係者に分かりやすく説明することができるDiploma Policy米子高専専攻科では、所定の期間在学し、所属専攻において定める分野に関して所定の単位を修得し以下のような能力を身につけた学生に対して、修了を認定します。■専攻科修了者の達成目標【専攻科】 専攻科の修了認定方針08【生産システム工学専攻・物質工学専攻】生産システム工学専攻及び物質工学専攻では、本科5年間で学んだ基本的知識と技術を基に応用技術に関わる教育を行うとともに分野を横断した知識を修得することで、両専攻の共通の理念である「複合」と「システムデザイン」をキーワードとし、自らの深い専門知識と幅広い工学分野の知識を複合化して創造的なものづくりができる技術を身に付け、多面的な視野に立って総合的な問題解決ができる実践的開発型技術者を養成することを目的としています。生産システム工学専攻及び物質工学専攻は共通のJABEE教育プログラム「複合システムデザイン工学プログラム」を開設しており、両専攻の修了者が修得すべき能力として米子高専専攻科修了者の学習・教育到達目標を以下のように具体化して示しています。なお、これらのうち(B-1)及び(B-2)については専攻科入学時には達成されていることを前提としています。【A】 技術者としての基礎力 A-1 数学、自然科学に関連した基礎知識を修得し、それらを駆使して専門分野の解析、理解に活用することができる A-2 技術を支える文化・社会的背景や問題に関心を持ち、専門分野の技術と文化・社会との関わりを念頭において行動できる A-3 全ての工学分野の底辺を支える基盤となる幅広い基礎知識を修得し、それらを複合的に駆使して様々な分野における現象の測定 や解析、情報処理、設計・製造などに活用できる A-4 機械・電気電子・物質工学などの各自の専門に関連した分野について、様々な技術的問題を解決するための基礎として必要とされる 知識を修得する【B】 持てる知識を使う応用力 B-1 学習した専門基礎知識を体験的に理解し、それらを実証する方法の基礎を修得する B-2 グループまたは個人で研究課題に取り組み、解決すべき問題と課題を認識して、行動計画を立案実行できる。また、進捗に応じて 計画を適宜修正しながら問題解決を行うことができる B-3 身に付けた専門知識を活用し、種々の制約条件の下で創造的な問題解決を行うことができる【C】 社会と自らを高める発展力 C-1 研究の遂行や問題解決に必要な情報を自ら収集し、様々なツールを用いて分析・活用しながら研究等を進めることができる C-2 異なる専門分野の技術者等と協働し、必要に応じて他分野の知識も応用しながらチームとして問題解決を行うことができる【D】 地球の一員としての倫理力 D-1 様々な工学分野における技術的視点から、工学理論の歴史、複合的先端技術への応用のための問題解決手法、情報セキュ リティや安全性について修得し、それらを行動規範とすることができる D-2 技術立国擁立に必要不可欠な知的財産権などの社会背景や具体的な特許明細の書き方などを修得する【E】 社会とかかわるためのコミュニケーション力 E-1 専門的な英語の文献を読み、理解するとともに問題解決に必要な情報を取捨選択できる E-2 問題解決に向けて、チームの中で自己の意見を述べ、また他者の意見を聞いてそれを理解し、自己及び他者が取るべき行動を判断 し、適切に作業を進めることができる E-3 専門分野の課題について報告書等を作成し、適切な資料を用いて関係者に分かりやすく説明することができる専攻科の修了認定方針(ディプロマ・ポリシー)【専攻科】
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