米子工業高等専門学校では、我が国の将来を担うものづくりの基盤技術を支える創造性に富んだ技術者を養成するため、地域社会と連携し、実験・実習を重視した実践的な技術教育を行うという教育理念を掲げています。そして、この教育理念に基づいた人材を養成するため、学生が身につけるべき能力として以下の教育目標を定めています。
　　Ａ．技術者としての基礎力
　　Ｂ．持てる知識を使う応用力
　　Ｃ．社会と自らを高める発展力
　　Ｄ．地球の一員としての倫理力
　　Ｅ．社会とかかわるためのコミュニケーション力
また、電子制御工学科では学科独自の教育目標として、組み込みマイコン及びロボット制御に関する専門的知識と技術を「情報」、「電気電子」、「機械制御」の各分野について幅広く習得することにより、ものづくりの基盤技術を支える創造性に富んだ実践的な技術者を養成することを掲げています。

　以下に示す能力（教育目標に対応した達成目標）を身につけ、学則で定める修業年限以上在籍し、所定の単位を修得した学生に対し卒業を認定しています。【】内の英字は対応する教育目標を示しています。
　　１．学び習得した知識を適切に表現し、活用することができる。【Ａ】
　　２．実験等で得られた結果について、すでに学んだ知識をもとに分析し、報告することができる。【Ｂ】
　　３．関心のある分野について継続的に学習していくことができる。【Ｃ】
　　４．地球や地域の環境保全を念頭に置きながら、社会生活を送ることができる。【Ｄ】
　　５．日本語及び英語の資料等を読み、適切に理解することができる。【Ｅ】
　　６．自らの考え等について分かりやすく関係者に説明することができる。【Ｅ】

　教育目標に則った教育課程（カリキュラム）を編成しています。ディプロマ・ポリシーに掲げた学習・教育目標に対応した達成目標を身につけるために開講している具体的な科目については、カリキュラムページをご覧下さい。