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第2回とっとり医工連携フォーラム(9月2日)を開催しました。

2018/09/13
第2回とっとり医工連携フォーラムの開催

医工連携研究センター長 大塚 茂


「第2回とっとり医工連携フォーラム」を鳥取大学医学部関係者、医療・福祉関連従事者、地域企業や地方行政、および県内金融機関など100余名の参加者を迎え、本校において盛大に開催しました。


このフォーラムは、医療・介護機器製造に関心を寄せる地域企業との共同研究や機器開発の推進、ならびに医学部・県内医療福祉関連の高等教育機関等との教員の相互派遣や、学生の相互受講制度等の新産業人材育成のための教育プログラム創設に関する事例紹介を目的に毎年開催しています。


今回、フォーラムの基調講演では、「地域包括ケアと機器開発-宇宙医学から発想を得て-」と題して、YMCA米子医療福祉専門学校の河合康明校長にご講演を頂きました。


その後、とっとり医療機器開発成功事例発表(Needs &Manufacturing)として、「オーラルシェルの開発」を題材に鳥取大学医学部附属病院診療支援技術部の中力直樹副部長と(株)ケイケイの内藤邦武会長によるご講演を経て、パネルディスカッションを開催しました。


このパネルディスカッションでは、医学部学生と本校専攻科学生、総勢7名(教育イノベーションユニット)による「オーラルシェル」への新たなイノベーティブ提案が発表されました。提案の中には、新たに口臭対策や虫歯予防などの付加価値を与えたもの、高齢者施設での口腔ケアやデザイン性などに重点を置いたものなどユニークな提案もあり、講演者・来場者も含めて大いに議論も深まり大変好評を博すことができました。


その後、医工連携研究センターの施設見学も実施し、医療シミュレータロボットやユニバーサルビークル、新たに導入した映像情報可視化装置(VR)などの実演を行い、会場は大いに盛り上がりを見せていました。

とっとり医工連携フォーラム写真

教育イノベーションユニットによるパネルディスカッションの様子
Research & Development Center for Medical-Engineering Collaboration
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