課題解決型授業(PBL)において優秀課題解決策の発表会を行いました

 米子高専では、学生が自ら課題を発見し、その課題を解決する能力を身に付けることを目的とした課題解決型学習(PBL)を令和4年度より本科2年生・4年生の計約400名が参加する合同授業で行ってきました。
 令和7年度からは、より実践的な生きた課題を解決する方策を学ぶことで学生提案の社会実装を進めるとともに、地元企業の理解促進のために鳥取県と連携し、鳥取県内企業にメンター(助言者)として参画いただく取り組みを始め、約400名の学生が10教室に分かれ、さらに教室ごとに7チームに分かれて企業メンターを交えてグループワークを行ってきました。
 この度、7月24日(木)に、前週各教室で行った発表で投票により1位となった10チームが集まり、「優秀課題解決策発表会」を行いました。
 各チームは、企業メンターに提案いただいた課題に対して、それぞれのチームで考えた解決策を発表しました。発表後には投票が行われ、2チームが同点により最優秀賞となり、山口校長から表彰状が授与されました。なお、最優秀チームの解決課題の概要は以下のとおりです。
・G1チーム「若者が興味を持つCMを作りたい」(企業名:株式会社井木組)
・H4チーム「職場の外国人に日本語を覚えてもらうにはどうしたらいいの」(企業名:東亜ソフトウェア株式会社)
 終了後アンケートでは、学生は企業との出会いが刺激になり考えの深化等がみられました。企業からも地元企業への関心が高まることへの期待とともに、斬新な解決策に感心の声が集まっていました。
 本取り組みは、学生約400名と企業メンター50名が交流する、全国的にも珍しい大規模な取り組みです。
 本校では、今後も地元自治体と協力し、地域に根差した高等教育機関として、学生の資質向上や地元企業理解を深める取り組みを行っていく予定です。

G1チームによる発表

G1チームによる発表

H4チームによる発表

H4チームによる発表

最優秀チーム(2チーム)の集合写真

最優秀チーム(2チーム)の集合写真

各教室の優秀チーム(10チーム)および当日参加された企業メンターとの集合写真

各教室の優秀チーム(10チーム)および当日参加された企業メンターとの集合写真

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