米子高専振興協力会と共催で「鳥取県東中部地区企業見学会・懇談会」を開催しました

 米子高専では8月19日、米子高専振興協力会と共催で「鳥取県東中部地区企業見学会・懇談会」を開催しました。本行事は、鳥取県西端に位置する本校と県東中部地区の企業との連携を深めるべく毎年開催しています。今回は219会員企業及び本校教職員から約40名が参加し、株式会社千代エンジニアリング(鳥取市)と株式会社LIMNO(鳥取市)を見学しました。

 株式会社千代エンジニアリングは、ニーズに沿った研究開発からシステム開発までトータルに行い、FAシステム・自動省力化機械を作っている会社です。工場見学では、多種多様なニーズに対応するための大型加工設備など、山陰屈指の機械設備を間近に見て、参加者は時折質問しながら食い入るように見ていました。
 また、株式会社LIMNOは、タブレットなどのハードウェアを製造している会社です。主力商品である業務用タブレットは、全国でも高いシェアを持っており、特に遠隔通信教育タブレットではシェア約85%を持っています。工場見学では、基板の高密度実装や完成品の組み立てまでを行うライン及び品質検査まで一貫して行う仕組みを見学し、参加者からは感嘆の声が上がっていました。

 その後の懇談会では、米子高専から近況報告が行われ、地域創生テクノセンターからはご支援いただいた団体の全国での活躍や今年度からの新規事業、キャリア支援室からは今年度の就職状況、各部門からは詳細な進路状況や産学官連携状況などを報告しました。本校では、地域産業の発展や人材定着に資するために、地元企業との連携を重要視しています。今後ますます地域に根差した高専を目指し、このような活動に力を注いでいきます。

千代エンジニアリング

株式会社千代エンジニアリング 工場見学

LIMNO

株式会社LIMNO 工場見学

集合写真

集合写真

校長挨拶

懇談会での校長挨拶

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