米子高専ー振興協力会会員企業と西部企業見学会を開催ー
米子高専では3月13日、米子高専振興協力会と共催で「鳥取県西部地区企業見学会」を開催しました。今回は243会員企業及び本校教職員から54名が参加し、王子製紙株式会社米子工場内にある王子ホールディングス株式会社のパイロットプラント及び弓ヶ浜水産株式会社を見学しました。
王子ホールディングス株式会社では、脱炭素社会を見据えた持続可能な紙づくりの一環として、木材から糖蜜を抽出し、さらに高純度エタノールを生成する独自技術について紹介がありました。木材の成分を高度に分離・利用することで、資源を無駄なく循環させる仕組みが確立されており、紙の製造にとどまらない多様なバイオマス活用の可能性が示されました。


また、弓ヶ浜水産株式会社では、養殖サーモンについて、卵から水揚げ、出荷までを自社で一貫して行う生産体制が紹介されました。特に、AIを活用した給餌管理や発育状況のモニタリングなど、先端技術を取り入れた養殖の取り組みは参加者の関心を集めました。


現場で活躍する本校卒業生からは、業務内容や日々の成長を実感している点などが語られ、学生のキャリア形成にも大いに参考となる内容でした。
地域の基幹産業として発展を続ける企業の姿を直に見て学ぶことで、参加者は産業理解を深めるとともに、本校卒業生の活躍や企業とのつながりの重要性を再認識する機会となりました。
本校では、地域産業の発展や人材定着に資するために、地元企業との連携を重要視しています。今後ますます地域に根差した高専を目指し、このような活動に力を注いでいきます。
