米子ガスグループから昨年度に引き続き寄附をいただきました
米子ガスグループ様より、グローバル人材育成を目的とした寄附をいただき、その贈呈式が6月12日(木)に行われました。この寄附事業は、米子瓦斯株式会社様の創立90周年を記念して令和2年度から始まったもので、今回で6回目の寄附となりました。
贈呈式では、米子瓦斯株式会社の足岡陽経営管理部副部長から趣旨説明が行われ、角田章代表取締役社長からは、「近年は物価高で経済的に非常に厳しい日々が続いているが、この寄附金が海外派遣に行く学生の助けになれば」と学生支援への期待を述べられました。山口校長は、謝意とともに「学生の海外派遣もコロナ禍以前の人数に戻り、今年度はよりたくさんの海外派遣を計画しており、世界で活躍し社会の役に立つ人財を育てたい。」と抱負を述べました。
米子ガスグループ様とは今後も連携をより一層深め、互いに協力しながら学生の海外派遣やグローバルエンジニア育成に向けた取り組みに努めていくことが話し合われました。
引き続き報告会が実施され、はじめに、中島国際交流支援室長より、米子瓦斯株式会社からのご寄附により実施された事業を含む昨年度の国際交流事業の実績、および今年度の実施予定について報告がありました。
続いて、昨年度の海外派遣事業に参加した建築デザインコース3年の實近はるのさんより、活動報告が行われました。實近さんは、鳥取県が実施する国際交流事業「バーモント州青少年交流事業」に参加し、アメリカを訪問しました。トレッキングによる自然観察や高校での授業体験、大学の研究機関の視察などを通じて、自然保護への理解を深めたり高校生と交流した様子を写真とともに紹介しました。
報告を受けて、角田代表取締役社長より、「地元の学生が海外で活躍する姿を見ると誇らしい気持ちになる。今後もさまざまな活動に積極的に参加し、ぜひ頑張ってほしい。」との激励の言葉をいただきました。
米子高専では、いただいたご寄附を有意義に活用し、今後も学生の国際交流活動を積極的に支援してまいります。

米子瓦斯㈱角田代表取締役社長(左)と山口校長(右)

前列左から 米子瓦斯㈱足岡経営管理副部長・角田代表取締役社長、
米子高専山口校長・中島国際交流支援室長
後列左から 米子瓦斯㈱安本様、米子高専平井事務部長・大塚学生課長

報告を行う中島国際交流支援室長

バーモント州青少年交流事業について報告を行う實近さん

左から 角田社長、實近さん、山口校長