トビタテ!留学JAPAN(高校生コース)採用学生2名が校長報告

このたび、本校学生2名がトビタテ!留学JAPAN(高校生コース)第8期に採用され、令和5年5月17日に校長先生に報告を行いました。

(校外HP掲載)02.png

 トビタテ!留学JAPANは、文部科学省が官民協同で実施している海外留学促進プログラムで、採用学生には返還不要の奨学金が支給されます。
 1~3年生が対象の高校生コースにおける本校の採用実績は、これまで第2期(平成28年度)が1名、第3期(平成29年度)が1名、第4期(平成30年度)が2名、第5期(平成31年・令和元年度)が6名、第7期(令和3年度)が2名であり、第2期以来毎年度コンスタントに採用されています。

参考ページ: https://tobitate.mext.go.jp/newprogram/hs/

 今年度採用された学生は、総合工学科機械システムコース3年 長谷川 ゆいさん、総合工学科化学・バイオコース工学科3年 石田 朝稀さんの2名です。
 長谷川さんは、マイ探究コースで採用されました。女性の社会進出が著しいフランスへ留学します。語学学校でフランス語を学びながらジェンダー平等について学びます。トゥールーズにあるエアバスの工場見学に行き、女性エンジニアと交流するなど、探究を深める予定です。
 
石田さんは、マイ探究コースで採用されました。国内での認知度が低く、治療法のない「ミソフォニア」という神経疾患について、アメリカでのフィールドワークを通して知見を広げてきます。ニューヨークで大学付属の語学学校に通い、音に関する意識調査を行います。米子高専でも同様に実施し、結果を比較し考察します。また、世界最先端のミソフォニア診断スケールを発表しているデューク大学の研究センター(CMER)を訪問し、現地の研究者と会って交流を行う予定です。
 校長先生への報告では、長谷川さんと石田さんの留学目的や意気込みなどについて述べ、校長先生から激励を受けました。

(校外HP掲載)01.png

 今回留学する2名には、帰国後に下級生に向けた留学報告や各種国際交流イベントで海外留学の成果などについて情報発信してもらう予定です。
 米子高専では、このように積極的に海外を志向し、国際感覚を磨こうとする学生の育成に継続して取り組んで参ります。

上へ戻る