米子市総合政策部長を迎えて5年生向けキャリア講演会を実施しました
米子高専では、特別行事に係るキャリア講演会として、令和6年11月14日(木)に米子市総合政策部長 佐々木 俊二 氏をお招きして「まちづくり、そして米子高専への期待」と題し、本科5年生180名に向けた講演会を実施しました。

佐々木氏より、米子市が重点的に取り組んでいる「歩いて楽しいまちづくり」を取り上げ、街中を歩いて楽しむ文化を創出する取り組みとして、米子駅の南北を繋ぐがいなロードを整備したことに加え、駅南開発において目久美公園を米子高専から受けた提案を基に設計中であること、米子城跡の案内デザインを米子高専に委託していることなど、市と米子高専が多くの連携を図っていることをお話しいただきました。佐々木氏は、今後これまで以上に米子高専との連携を増やしていきたいと思いを語られました。
さらに、ご自身の経験を踏まえて、「意識している人とそうでない人では物の見方がまったく異なる。自分たちの学んでいることが社会とどのようにつながるか意識してほしい」と説き、「一歩外へ出れば自分たちの知識が役立つことがたくさんある。引き続きデザイン思考を大切にしていただきたい」と、来春から社会人や大学生になる学生へ向けてエールを送られました。
学生は興味深く耳を傾け、最後には感謝の気持ちを込めて盛大な拍手を送りました。 米子高専では、今後も地元の自治体や企業の方々と協力しながら、地域のニーズに応じた人材の育成に取り組んでまいります。