Webによる「米子高専生のための進路研究セミナー」を開催しました

 米子高専では、令和3年1月23日(土)にオンライン形式により「米子高専生のための進路研究セミナー」を開催しました。令和2年度の求人倍率は本科で26倍、専攻科で100倍越えという企業の変わらず高い求人意欲を受けて、単独高専の開催としては全国最大級となる、企業約200社(特設Webサイト掲載約200社、そのうちLIVE配信説明約170社)、大学12学部及び大学院8研究科での実施となり、本校の本科3・4年生、専攻科1年生及び保護者の約400名と本科1・2年生の希望者らが、自宅や学校から参加しました。

 

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 このセミナーは、企業や大学の担当者より会社や業界及び大学・大学院等について紹介を受ける貴重な機会であるとともに、OBやOGによる企業内での高専生の活躍などを聞くことで、就職活動やインターンシップ等への理解を深める場として位置付けています。

 例年、学外の会場にて、200ブースを超える参加企業・大学・大学院の紹介を対面により受ける場として実施しており、今年度も例年通り対面式で行う準備を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が収まらない状況にあることから、オンラインによる開催に実施方法を変更して行いました。

 また、自宅等からの参加に加え、学校のインターネット環境を利用したい学生に向けて、図書館情報センターのメディアラボや校内のインターネット環境を利用して参加できるようにしました。

 

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 参加企業については、首都大都市圏の企業だけでなく、地方創生事業の一環として、学生の地元定着を図るべく、米子高専を支援する地元企業等の団体である「米子高専振興協力会」へも呼び掛けを行い、66社に参加いただきました。

また、(公財)ふるさと鳥取県定住機構にも共催していただき、鳥取県内出展企業として54社が参加されました。

 参加した学生達は、オンラインでの開催に不慣れな場面もありましたが、「たくさんの企業の情報を得ることができた」「TV会議だったので、かえって質問がしやすかった」「事前に質問を考えることができた」「説明資料を後から見ることができた」などの感想が寄せられました。学校から参加した学生も就職やインターンシップに役立つ情報を得ようと意欲的に特設Webサイトを閲覧し、熱心に各企業や大学のLIVE配信による説明を受けていました。

 

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 この「米子高専生のための進路研究セミナー」は、学生へのキャリア教育に大切な役割を果たすものであり、今後も継続して開催して参ります。

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