伊木米子市長を迎えて5年生向けキャリア講演会を行いました

 米子高専では、特別行事に係るキャリア講演会として、令和3年10月15日(金)に米子市長 伊木 隆司 氏をお招きして「未来の米子市が高専に期待すること」と題し、本科5年生196名に向けた講演会を実施しました。

全体.JPG

 伊木市長は大山、米子城跡、水鳥公園、地蔵信仰、米子盆踊り、皆生温泉、白ネギ、名水、淀江傘など米子市近郊の自然や歴史を紹介し、全国から釣り人が集まる弓ヶ浜海岸や、海外からも評価が高い中海の夕景など、地元に暮らす人でさえ気付いていない魅力があると話されました。そして、第二次世界大戦前から残る街並みを次世代に残す活動やJR米子駅周辺の再開発によって米子市の魅力をさらに高めるまちづくりを進めていると述べられました。

1.JPG

 次に、脱炭素社会やSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが注目される今、米子市に大きなチャンスが巡ってきたと話されました。米子市と地元企業が取り組んでいる太陽光・バイオマス発電、おいしい水を使った食品加工、豊かな自然環境を生かしたスポーツビジネスなどを例に挙げて、持続可能なまちづくりを市民と一緒に進めたいと伝えられました。

 また、自身の経験を踏まえて、人生では選挙や仕事、出産など様々な場面において選択権があると説き、「いろいろな知識を持った上で自分にとって一番良い選択をしてほしい」と、これから社会人や大学生になる学生へエールを送られました。

 学生は興味深く耳を傾け、米子市の建造物の建て替え計画や観光政策について質問していました。

質問.JPG

 米子高専では、今後も地元の自治体や企業の方々と協力しながら、地域のニーズに応じた人材育成に取り組んでまいります。

 学生支援室  


​​​​​​

上へ戻る