センター概要

設立目的


米子高専リベラルアーツセンター設立のご挨拶

初代リベラルアーツセンター長 熊谷昌彦

 創造力を育成するために、専門的知識や技術に加えて幅広い総合知識が重要です。高専教育では、人間や社会に関する深い理解と広い見識、また実践を通して得られる洞察力と感性等の実践的な教養(アクティブ・リベラルアーツ)が求められます。 これらの社会的要請に対して米子高専リベラルアーツセンターを平成28年4月に設立し、5月には設立式・研究会を行いました。以下、使命と役割を記します。

  1. アクティブ・リベラルアーツを実践し統括するための校内活動拠点
  2. 高専教育と学生の活動を地域・社会に発信する機関(広報活動の拠点)
  3. 高専制度・高専教育の特色、これからの産業を担う技術者に必要な教養教育とは何か等、について研究する機関

 今後、高等教育等の専門性を持つ大学の協力や高専相互の連携のもとに、高専教育の特色、学生の資質や学習・活動実態等について科学的調査研究を踏まえた上で、アクティブ・リベラルアーツやソーシャルデザインの教育や実践を行う拠点として活動する予定にしています。

米子高専リベラルアーツセンターへの期待

名誉教授(元校長) 齊藤正美

 今、高専や大学は、科学技術の急速な進歩、経済産業のグローバル化、少子化、国家財政のひっ迫等を背景として、それぞれの未来をかけ、教育内容や教育制度の改革を進めています。今後は、専門教育の充実に加え、「人間力を培う、自ら考える力を養う、世界に通用する人材を育てる」ための教育が一層重要になります。 そのため米子高専では、高等教育における教養教育=リベラルアーツ教育の強化が不可欠という考えの下、あるべき教育内容の研究や学生の実践活動の支援・広報の拠点とすべく、全国高専にさきがけて平成28年4月に「リベラルアーツセンター」を立ち上げるに至りました。 学生諸君にあっては、その設立趣旨をよく理解し、自ら考え実践する学習や視野を広げ創造力を高める学習(読書活動等)に努め、これまで以上に「生き生きとした考える学生」に成長するよう願っています。


高専リベラルアーツとは

規則

リベラルアーツセンター

 

上へ戻る