化学・バイオコース

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コースの概要

化学・バイオコースでは、化学および生物をベースに、それらから派生する工学の基礎知識と技術を備えた実践的技術者を養成することを目的としています。例えば、人々の生活に役立つ化学物質をつくり出したり、それら化学物質の特徴を調べたり、生物がもつ機能を利用して生活に役立てるために必要な知識や技術を学びます。また、自然環境の分析や環境改善のための取り組みについても勉強できます。

本コースでは、多くの実験を通して、化学・バイオ分野で必要な実験技術を身に着けることができます。学生実験を行うための実験設備も充実しており、本格的な実験を行うことができます。白衣を着て実験をするというのも他のコースと違う化学・バイオコースの特徴です。

授業の様子を覗いてみよう!

研究室に潜入!

研究室に潜入! 化学・バイオコースでは、5年生から各研究室に所属して、卒業研究を開始します。材料系の研究としては、より高性能な電池材料、癌治療に役立てることができる化合物、水質を改善するための吸着剤といった機能性材料の開発などを行っています。バイオ系の研究では、カビの臭いを除去できる菌や植物生長を左右する菌の探索、柑橘類が出芽酵母の寿命に与える影響の調査などが行われています。環境系の研究では、中海の水質調査や水質改善方法の研究、ヌカカ(蚊のように吸血行為を行う)の生態調査などが行われています。卒業研究や高学年の学生実験では、下に示したような大型で非常に高価な機器を用いた測定も行います。 

研究室に潜入!

学生の対外活動!

学生の対外活動!

卒業後の進路は?

化学・バイオコースでは化学製品、化学原料、石油・エネルギー、製薬、食品、化粧品など、非常に幅広い分野への就職が可能です。大学進学者が多いのも本コースの特徴です。就職にも進学にも強いコースです。

主な就職先

東レ・大阪ガス・日東電工・資生堂・三菱ケミカル・第一工業製薬・ダイキン工業・富士フィルムビジネスエキスパート・日本血液製剤機構・旭化成・花王・雪印メグミルク・中外製薬・サントリープロダクツ・関西グリコ・森永乳業

主な進学先

東京工業大学 生命理工学院・九州大学 工学部・広島大学 第三類・岡山大学 理学部・島根大学 生物資源科学部・島根大学 総合理工学部・東京農工大学 工学部・九州工業大学 情報工学部・豊橋技術科学大学 工学部・米子高専 専攻科

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