秋田高専学生との協働プロジェクトで世界一長いきりたんぽの記録を樹立

平成30年11月11日日曜日に本校学生有志6名と秋田高専学生有志10名の混成チームによって「世界一長いきりたんぽ」の世界記録樹立チャレンジを行い、無事成功しました。この挑戦の記録データをギネスワールドレコーズ社に送った後に、12月14日に世界記録として認定されました。

本企画は、平成29年2月25日に本校で行った「世界一長いちくわ」のチャレンジの続編です。世界記録を樹立する活動のインパクトを地域活性化に活用したい。また、高専生として学んできた知識を活用することにより、世界一のものづくりができることをPRする目的で行うことにしました。今回はちくわに似た形・大きさの食材であるきりたんぽに注目して、その産地である秋田県に訪問、現地の秋田高専の学生に直接企画を提案して理解いただいた学生有志と混合チームを編成することで作業に挑みました。

きりたんぽ作りの練習と本番の実施場所については、訪問時にきりたんぽ作りの講習と秋田の食文化を教えて頂いた縁を活かして、大館市の民間物産店「陽気な母さんの店」の全面協力を得ました。施設の調理施設を利用させて頂くことにより、全ての食品の調理は安全に進めることができました。

ちくわときりたんぽの違いとして、きりたんぽのすりつぶした米が、表面以外はペースト状で表面に割れ目ができると内部の身が崩れ落ちてしまう弱点が有るため、今回はちくわで用いた装置をきりたんぽ仕様に改良して、より対象物が壊れにくい装置と手順とした上で本番に備えました。

挑戦の当日は、秋田県大館市の会場において16名の米子・秋田高専合同チームの学生が効率良く作業を進め、約110分かけて棒に巻き付けた米を炭火で焼き上げ、5.12mのきりたんぽを測量士によって証明して頂きました。作製したきりたんぽは鍋に調理して、イベントの見物に来た来場者と一緒に完食することにより、世界記録挑戦企画を完遂させました。

この世界記録挑戦プロジェクトは、鳥取県で募集された平成30年度の鳥取県トットリズム推進補助金、クラウドファウンディングおよび鳥取県内の民間企業56社のご支援で実施できました。本校卒業生を含む関係者の皆様には深くお礼申し上げます。

きりたんぽ きりたんぽ きりたんぽ
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