科学部の研究がJSEC2022にて優秀賞を受賞&『天文ガイド』に掲載されました

 米子高専科学部では以前から天体の分光観測に取り組んできましたが、2021年11月19日の部分月食の際に「ターコイズフリンジ」現象*のスペクトルをとらえることに成功しました。このことは高校生年齢の学生としては国内で初めての観測となります。
*「ターコイズフリンジ」現象…月食の際に本影の縁で月面が青くなる現象

 その研究に関して、2022年11月発売の『天文ガイド12月号』へ記事が掲載、さらに2022年12月に行われた《JSEC2022第20回高校生・高専生科学技術チャレンジ》において優秀賞を受賞したことを受け、寺西校長へ報告を行いました。
 研究内容・成果について、部の代表としてJSECへ参加した松本一生さん(総合工学科2年)、前田孝太朗さん、中田杏南さん(総合工学科1年)を中心に学生から校長先生へ説明をしました。校長先生は研究の専門性の高さと1年生まで全員が理解して取り組んでいる点に驚かれ、大きく評価されました。

 前田さんは「これまで研究を重ねてきた上級生とわかりやすく説明してくれる先生のおかげで得た結果です。」と、自分が入学する前から研究してきた上級生と、日ごろから熱心に科学部の指導をなさっている指導教員の竹内彰継先生への思いも話してくれました。
 次なる研究目標もあるとのことで、これからの科学部の活躍にもぜひご期待ください。

『天文ガイド12月号』に掲載された学生
機械工学科3年 吉田 健悟
総合工学科2年 水本 和志、森下 央翔、吉田 浩瑛、松本 一生
総合工学科1年 古賀 華、前田 孝太朗、中田 杏南

説明

 

集合写真

 

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