【放送部】NHK杯全国高校放送コンテストにて初優勝!

 

7月24~27日に開催された、第70回NHK杯全国高校放送コンテスト(Nコン) 全国大会の創作テレビドラマ部門にて、米子高専放送部が作品「果歩は覚えられない」で優勝しました!また、他2部門で制作奨励を受賞しました。

<大会結果>

創作テレビドラマ部門 優勝(文部科学大臣賞・NHK会長賞)「果歩は覚えられない」

創作ラジオドラマ部門 制作奨励(11~20位相当)「緊急おはぴょん宣言」

ラジオドキュメント部門 制作奨励(21~40位相当)「あだ名で呼んじゃだめ?」

NHKホールの舞台上での記念写真NHKホールの舞台上での記念写真

 

Nコンは高校放送部の大会の中でも最も規模が大きく、今年度は各都道府県大会には合計1,426校が参加しました。アナウンス、朗読の「読み」2部門とラジオドキュメント、テレビドキュメント、創作ラジオドラマ、創作テレビドラマの「番組」4部門、さらに校内放送研究会が設けられています。

米子高専放送部は、鳥取県大会の番組4部門で最優秀賞を受賞し、校内放送研究発表会も合わせ4部門1発表会において県代表として全国大会に出場しました。

東京で開催された全国大会には、10名の放送部員が遠征して参加しました。初戦(準々決勝)は、7月25日火曜日にオリンピック記念青少年総合センターにて行われましたが、今年度から審査は事前にオンラインで実施されており、その結果は翌26日水曜日朝、発表されました。この時点で、米子高専放送部は、ラジオドキュメント、創作ラジオドラマ、創作テレビドラマ部門で準決勝を果たしました。3部門での準決勝進出は過去の最高の成績とタイ記録となる好成績です。

準々決勝後のオリンピック記念青少年総合センターにおいて準々決勝後のオリンピック記念青少年総合センターにおいて

 

27日木曜日朝には、決勝進出作品が発表され、創作テレビドラマ部門の決勝3本に本校の作品が選ばれました。決勝はNHKホールで行われ、その大画面で本校の作品も上映されました。上映後には、出演した1年上阪彩子さんが登壇し、「外見では分からない悩みに対して、少しでも思いを巡らせてもらえれば」と言った作品込めた思いを語ることが出来ました。

今回、創作テレビドラマ部門には全国から354本の作品が出品され、本校の作品「果歩は覚えられない」がその頂点に輝きました。表彰式では、米子高専放送部念願の大きなNHK杯(トロフィー)を上阪さんが受け取りました。米子高専としては、過去に創作テレビドラマ部門で3位(2017年度)、創作ラジオドラマ部門で2位(2012年度)となったのが最高成績でしたので、この優勝は、米子高専として全部門を通じて、初の優勝と成ります。また、全国の高専としても初、そして鳥取県勢としても初のもので、大きな快挙となりました。

NHKホール前での集合写真NHKホール前での集合写真

 

本校のテレビドラマ「果歩は覚えられない」は、周りの人の顔が覚えられない相貌失認であることを隠して生活する果歩の物語です。3月からオンラインで会議を重ねて企画を練り、5月のゴールデンウィーク終盤から撮影を行いました。4月に新入部員を迎え、1~3年生の部員は40名となっており、皆がテレビドラマ制作への参加を希望していましたので、非常に活気のある撮影現場でした。教室で大勢のエキストラが必要なシーンでも、ほぼ部員だけで賄うことが出来ました。昨年はコロナの影響で5月中に集まって撮影することができず、思うように番組を制作できなかったことから、部員としては、昨年の雪辱も果たすことができたようです。

優勝作品「果歩は覚えられない」の動画は、現在(2023年8月)NHK鳥取のウェブサイトに全編掲載されています。

また、後日NHKのサイト「NコンWEB」にも1年間掲載されます。

11月5日には、Eテレ「ティーンズビデオ2023」でも放送予定です。是非ともご覧ください。

 

最後に、Nコンの番組制作にあたって、校内外の方々に大変お世話になりました。お礼申し上げます。ありがとうございました。

「果歩は覚えられない」撮影風景
「果歩は覚えられない」撮影風景
「果歩は覚えられない」撮影風景(団子Brothersブロマイド撮影)「果歩は覚えられない」撮影風景

 

校長先生への優勝報告
校長先生への優勝報告
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