【放送部】史上初の快挙!PFFアワード2024でぴあニスト賞を受賞

米子高専放送部制作の映画 『ちあきの変拍子』 が、第46回ぴあフィルムフェスティバル(PFFアワード2024)において、見事 「映画ファン賞(ぴあニスト賞)」を受賞しました!高専生としても初、山陰在住者としても初の入賞・入選となりました(山陰出身者の入選は過去にもありますが、在住者となると初の入選だと思われます)。

PFFアワードと受賞内容

PFFアワードは、チケット販売などを行っている「ぴあ」が主催するぴあフィルムフェスティバルで毎年行われている映画のコンペです。若手映画制作者の才能を発掘する場として、日本映画界における登竜門とされています。これまでに森田芳光監督、黒沢 清監督、犬童一心監督など、数多くの有名映画監督を輩出してきた映画祭です。今年は全国から692本の応募があり、入選したのは19本のみです。さらに入賞したのは8本です。非常に高い競争率の中での受賞となりました。最終審査には俳優の仲野 太賀氏や映画監督の吉田恵補氏などがあたりグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞が選考されました。我々が受賞した「映画ファン賞(ぴあニスト賞)」は最終審査員とは別に設けられた映画好きな一般審査員の方々によって選出されたものです。この賞は、「映画館で見たい」と感じる才能に贈られる賞です。審査員満場一致で決定したとのことです。何度見返しても30分間があっという間と言う評をいただきました。

授賞式

結果発表と授賞式は、9月20日金曜日に銀座東武ホテル(東京)で行われました。会場には、審査員の方々、他の入選作品の関係者、協賛企業の方々が集い、互いの作品について語ったり、情報交換を行うことができました。特に18歳以下で入選した作品が我々以外にも2作品あり、その作品の監督、関係者の方々とも改めて仲を深めることができました。

PFFでの上映

作品の上映は、9月8, 13日に国立映画アーカイブ(東京)、11月12日に京都文化博物館(京都)で行われ、上映後には受賞作の監督である3年電気電子コースの福留莉玖君らが登壇してトークショーを行いました。また、大会期間には作品のオンライン配信も行われ、 U-NEXT や DOKUSO映画館 を通じて広く視聴していただきました。

作品「ちあきの変拍子」について

受賞作『ちあきの変拍子』は、2023年9月の夏休みに制作された31分間の作品で、2年生以下のチームが中心となり制作しました。自分を抑え込んで生きる女子高生・千秋と、彼女が創り出した別人格「春貴」との葛藤を描いたスリリングな青春ドラマです。今後、他の場所でも上映、放送する機会があるかと思います。その際には是非ともご覧いただけますようよろしくお願いいたします。

表彰式後の懇親会にて表彰式に参加した米子高専のメンバー
受賞の瞬間!受賞の瞬間!
上映会場となった国立映画アーカイブでの記念撮影上映会場となった国立映画アーカイブでの記念撮影
上へ戻る