高専ロボコン2025中国地区大会 米子高専Aチーム優勝!全国大会出場決定!

高専ロボコン2025中国地区大会が山口県防府市で10月5日(日)に開催されました。

今年度の競技課題は、「Great High Gate」。大きさや形が様々な5種類のボックスを積み上げてゲートを作成・運搬し、そしてロボットが「選手を乗せた台車」を引っ張ってそのゲートをくぐることで、得点となります。ゲートの高さに応じて、得点が異なります。

米子高専からはAチーム・Bチームの2チームが参加しました。

 

Aチームのプロジェクト名は「蜈蚣(ムカデ)」。ロボットが展開して細くなったり、ロボットの一部がボックスの下に入り込んだり、足回りのタイヤの数も8輪と多く細やかな動きができることから「蜈蚣」と名付けられました。ロボットではなく人がボックスを積み上げゲートを作り、ロボットの細やかな動きを活かし慎重に運搬することにより、高得点につながる「2.8m」の高さを誇るゲートを作成することができました。予選グラウンド第1試合目では惜しくも時間が足りずゲートをくぐることができなかったものの、メンバー間で微調整を行い、第2試合目ではゲートを確実にくぐり高得点を着実に獲得し、決勝トーナメントに進出しました。

準決勝では広島商船Aチーム、決勝では松江高専Aチームと対戦し、ゲートを運搬時にボックスが揺れる場面もあり手に汗握る試合でしたが、最終的には相手チームに大差をつけ、優勝することができました。そして念願の全国大会出場の切符を手にしました。
 

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Bチームのプロジェクト名は「エイっと運べ!」。「浦島太郎の物語」になぞらえて、エイ(案内人)をロボットに、カメ(相棒)を台車に見立て、浦島太郎役の選手がカメ台車に乗り、エイロボットに案内されながらゲートをくぐるように製作しました。ゲートを完成させることができず、予選リーグで惜しくも敗退してしまいまいましたが、ワイヤーを活用しボックスを持ち上げるロボット技術およびロボット・台車・ヘルメットの海をモチーフとしたデザイン性が優れ、会場を大いにわかせてくれました。これらの技術力やデザイン性が評価され、Bチームは特別賞(安川電機賞)を受賞しました。

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5年ぶりの優勝、2年連続の全国大会の出場が決まった瞬間、ロボコンチーム、駆けつけた応援団全員が歓喜に包まれました。
大会の様子はNHK総合で中国地区向けに2025年11月8日(土)午前11時40分から放送されます。またYouTubeでも配信されています。高専生の熱い戦いの様子をぜひご覧ください。

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また、全国大会は2025年11月16日(日)に行われ、NHK総合にて放送が予定されています。
米子高専チームの今後の活躍にもご期待ください。

全国大会の詳細は、こちらのNHKイベント・インフォメーションをご覧ください。
https://event.nhk.or.jp/e-portal/detail.html?id=1688

 

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