本校教員の論文が学術誌のfront coverに選出されました
本校総合工学科化学・バイオ部門清水剛志特命助教、谷藤尚貴教授のグループにより執筆された総説論文が、王立化学会(Royal Chemical of Society)の学術誌Dalton Transaction(IF=3.44)に掲載され、その中でもハイライトすべき論文として、2024年11月7日に発刊された53巻41号のFront coverに選出されました。
導電性、磁性、色は物質固有の特性ですが、物質の酸化状態を調節すると、外部からそれらの特性を自在に制御することが可能になります。その中でも、電池または電気二重層トランジスタによる電気化学反応に伴い、導体、磁性体、エレクトロクロミック材料が様々な特性を示すことを、網羅的に解説しました。これらの知見は、Society5.0創成の技術としても期待できる技術として、清水特命助教が所属するGEAR5.0プロジェクトの協力のもと、まとめられた成果となります。
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2024/dt/d4dt01532k