「起業家育成コース」授業において、起業家および鳥取県職員の方から講話をいただきました
本校総合工学科の正課授業である「起業家育成コース」(本科生全員が受講可能。令和6年度は30余名が受講中)に
おいて、このたび、「地域における課題」などについての講話を、鳥取県 商工労働部 産業未来創造課 能登路 早織 様、
株式会社OMOI代表取締役 川村 諒志 様にしていただきました。
講話(90分間)の中で、能登路様からは行政に携わるお立場として「鳥取県の抱える課題」や「行政として起業家
育成の授業を受ける学生へ期待すること」などについてお話しいただきました。川村様からは実際の起業家の一人として
「起業するということの意味」「自分のやりたいことと社会課題のつなげ方」などについて、川村様のご経験を基にした
エピソードをお話いただきました。
なお、当日は定期試験開始日の前日で、あいにく欠席者多数となってしまいましたが、語りかけるようにお話しくださった
能登路様と川村様に対して、学生一人一人が回答するなど、濃度の高い講話となりました。
本校の「起業家育成コース」は令和5年度から通年で開講されており、今年度で2年目になります。学生たちは、地域の
外部講師による起業についての座学(金融・経済・企業経営の基礎)、地域企業人のメンタリングによるグループワークなどに
より、起業家精神を学びます。起業家精神をもつエンジニアは社会課題の解決に資するソーシャル・ドクターとして一層の
活躍が期待されます。
本校では、起業家育成コースなどの実施により、地域社会に貢献できるエンジニア人財の育成に取り組んでまいります。
鳥取県 商工労働部 産業未来創造課 能登路 様の講話に聞き入る学生たち