宇宙(そら)のとびら 第59号(2022年春号)にKOSEN-1衛星の特集が掲載されました
米子高専を含む10高専(提案代表者:高知高専、共同実施者:群馬高専、徳山高専、岐阜高専、香川高専、米子高専、新居浜高専、明石高専、鹿児島高専、苫小牧高専)が共同開発した超小型人工衛星「KOSEN-1」に関して、宇宙航空研究開発機構(JAXA)と日本宇宙少年団(YAC)が発行している情報誌「 宇宙(そら)のとびら 第59号(2022年春号) 」に特集記事が掲載されました。
KOSEN-1衛星は、JAXAイプシロンロケット5号機によって打ち上げられた、国立高専で初めて開発された人工衛星です。正式には「木星電波観測技術実証衛星」という名称で、2018年12月にJAXA革新的衛星技術実証2号機に搭載されるの実証テーマに選定されて以来、50名以上の高専生が参加し、2年半かけて開発されました。
本校では、総合工学科(情報システム部門)徳光政弘 准教授と電子制御工学科の学生、生産システム工学専攻の専攻科生が協力し、地球の無線局と衛星間で通信を行うための衛星搭載の通信プログラム、地球の無線局で使用する通信プログラムの開発を担当しました。KOSEN-1衛星は、2021年11月9日に打ち上げられた後、地球周回軌道上にて3つの新しい宇宙技術実証に取り組んでいます。
(本記事に関する参考記事)
JAXA 宇宙教育センター 宇宙(そら)のとびら 第59号(2022年春号)
宇宙のとびら | JAXA 宇宙教育センター
革新的衛星技術実証2号機|JAXA|研究開発部門
高知工業高等専門学校/KOSEN-1インタビュー|JAXA|研究開発部門 革新的衛星技術実証プログラム
革新的衛星技術実証2号機/イプシロンロケット5号機 特設サイト | ファン!ファン!JAXA!
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