高専GCON2024で文部科学大臣賞・東京エレクトロン賞を受賞しました!
2024年12月14日~15日に日経ホール(東京千代田区)にて開催された「第3回 高専GIRLS SDGs x Technology Contest(高専GCON2024)」の本選において、専攻科生産システム工学専攻2年の矢田ほのかさんと総合工学科(電気電子コース)2年の梅田優太くんのチームが発表し、最優秀賞(文部科学大臣賞)および企業賞(東京エレクトロン賞)を受賞しました。
本コンテストはSDGsを中心としたさまざまな社会課題の解決に向けた技術開発、アイデアを提案するものになります。
矢田さんと梅田くんのチームの発表テーマは「ドローン×AI動作解析によるスポーツ競技力向上アプリの開発」でした。二人は陸上部に所属しており、指導者の有無による活動環境の格差に課題を感じていました。そこで、指導者がいなくても競技を諦めない学生・生徒を増やすため、本アプリを開発することにしました。
開発したアプリでは、スマートフォンで撮影した映像に対してAIで動作解析を行い、陸上競技などのスポーツで重要となる関節等の動きを誰でも簡単に可視化することができます。また、ドローンによる映像撮影と組み合わせることで、スマートフォンの映像だけでは解析が難しかった骨盤の動きに関する情報も得ることに成功しました。
審査委員からは「直ぐにでも実用化できるのでは」との高い評価も頂くことができました。
なお、本コンテストには全国高専から85チームの応募があり、その中から書類審査と面談を経て選出された12チームが本選に進みました。そして、本選では最優秀賞(文部科学大臣賞)1件、優秀賞2件、その他各賞5件が表彰されました。