本校学生が「米子税務署長賞」を受賞

   国税庁が募集した令和2年度「税に関する高校生の作文」において、本校3年電気情報工学科の松本爽良(さら)さんが、「米子税務署長賞」に選ばれました。
   同作文は、次代を担う高校生(高専生)が、税を題材とした作文を書くことを通じて、税に対する関心を一層深めてほしいという趣旨で、昭和37年度から毎年実施されているものです。
   米子税務署の中谷修所長が11月16日(月曜日)の放課後に来校され、寺西校長の立ち会いのもと、表彰式が行われました。
   松本さんは、「増税を踏まえた税金に対する私の見解」というタイトルで、2019年に消費税が10%に引き上げられたことについて、「なぜ増税したのか」という疑問を持ち、調べたことを作文に書きました。そして、政府が支出している公的な費用の多くを国債発行で賄う借金まみれの状況を打開し、全世代で負担を分ける方法として消費税の増税が行われたことを知り、今後も少子高齢化が拡大していくと予測される中で、消費税を財源にすることのメリットを指摘しています。最後は、「なぜ増税し、どのようにして使われていくのか。国民として、納税者として今後も注視していきたい」と締めくくっています。
   本校では、3年生の授業で、米子税務署に協力していただいて「租税教室」を行い、それを踏まえて全員が作文を書いて提出しました。今後とも、社会に対する幅広い知識と関心を持った技術者を育成していきたいと考えています。

寺西校長、松本さん、中谷税務署長、加藤先生寺西校長、松本さん、中谷税務署長、加藤先生

 

表彰式表彰式

 

 

松本さんと中谷税務署長松本さんと中谷税務署長

 

 

 

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