高校生を対象とした情報セキュリティ講座を電子制御工学科の学生が開催

 「ハッキング体験から学ぶ情報セキュリティワークショップ」と題した高校生を対象とした講座を、12月17日(土)に米子東高校の情報科教員と協力して開催しました。米子東高校の1年生と2年生を対象に参加者を募ったところ、30名の応募があり、当日は27名が参加しました。内容は、ハッキングの検証などに利用される「Kali Linux」や「Metasploitable」を利用したハッキング体験や、サイバー攻撃への対策方法について考えるグループワークを通して、情報セキュリティの重要性を学ぶものです。電子制御工学科5年の学生が米子東高校側の担当者との調整を含めて企画運営し、ハッキング環境構築や教材の開発、当日の講師などを担いました。

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講師として情報セキュリティについて説明している様子

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ハッキングする対象として準備したコンピュータ

 当該学生は総合工学科情報システム部門/電子制御工学科の川戸聡也講師の指導の下で卒業研究に取り組んでおり、来春からは専攻科生産システム工学専攻に進学します。本講座は卒業研究の一環での実施であり、専攻科では特別研究として情報セキュリティ教育に関する研究を継続する予定です。また、当該学生と指導教員は鳥取県警察サイバー防犯ボランティアに団体として登録されており、このボランティア活動に繋がるものでもあります。

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