専攻科学生の研究成果が国際学術論文として受理されました

イギリス王立化学会(RSC)の雑誌に、本校専攻科2年の小島翼さん(物質工学専攻)の研究成果が論文として掲載されました。
国際的な学術誌に論文が掲載されることは非常に難しく、受理されたことは素晴らしい快挙です。
本科4年生の頃から地道に研究を重ねてきたとのことで、当時から小島さんの研究を支え指導を続けられた粳間由幸先生とともに寺西校長への報告を行いました。
寺西校長は、学年を重ねてより深くなっている研究内容を賞賛し、高専在学中はもちろん卒業後の活躍にも期待をしていると激励の言葉をかけました。

《小島翼さんコメント》
この度、私の研究成果が論文として世界に発信されることとなり、大変喜びに満ちています。この研究は先輩方から引き継がれたものであり、今回の受理はその集大成となります。この貴重な瞬間に立ち会えたことを心から嬉しく思います。
普段は地道に実験を繰り返し、少しずつ成果を積み重ねてきましたが、今回の論文採用はその成果が具体的な形で世界に発信できたことを意味します。これは今後の研究における大きなモチベーションとなると思います。論文受理の報告を喜んでくださり、応援の言葉をくださった寺西恒宣校長先生、研究に携わっている先生方や先輩方のご期待に添えるよう、今後とも一層研究に励んでいきたいと思います。
最後に、研究のご指導をしていただき、論文の執筆、完成させてくださった粳間由幸先生、本研究に取り組み基礎を作り上げた卒業生の山田知宏先輩、石原萌先輩、研究にご協力いただいた各大学の先生方に感謝申し上げます。

説明
記念写真

論文タイトル:Degradation of three β-O-4 lignin model compounds via organic electrolysis and elucidation of the degradation mechanism 

掲載雑誌名:RSC Advances
インパクトファクター:4.036

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