第27回高専シンポジウムオンラインポスター発表賞において国立大学法人豊橋技術科学大学学長賞受賞

 この度、物質工学科5年小滝咲さんが、第27回高専シンポジウムオンラインのポスター発表賞において、「光線力学療法アッ
プコンバージョン法による細胞毒性」を題目に発表し、見事 国立大学法人豊橋技術科学大学学長賞を受賞しました。
 今回の受賞について、指導教員の粳間准教授と共に寺西校長へ報告を行いました。

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 小滝さんは、今回の受賞について以下のように感想を述べています。

  私は、癌治療法の一つである光線力学療法(以下、PDT)について研究を行なっています。PDTとは、光と光増感剤を用い
 て一重項酸素を発生させ癌細胞を壊死、縮小させる治療法で、身体への負担が少ないことから近年注目を集めています。し
 かしPDTには、細胞表面の癌にしか適用出来ないという問題があります。そこで我々はアップコンバージョンナノ粒子を用
 い、細胞深部の癌にも適用可能なPDTの開発を行いました。今回の発表では、このPDTの開発について高く評価され、国立
 大学法人豊橋技術科学大学学長賞をいただくことができました。
  今回の受賞は、これまでご指導いただいた粳間准教授並びに化学・バイオ部門の教職員の方々の助言があったからです。
 これからも感謝の気持ちを忘れず、研究に取り組んでいきたいと思います。
 

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