生産システム工学専攻の学生がSSS2024において学生奨励賞を受賞
情報教育や教育の情報化に関する問題やアイデアの議論を深める場として,情報処理学会情報教育シンポジウム2024(SSS2024)が2024年8月10日から12日に宇都宮市で開催されました.本シンポジウムで専攻科生産システム工学専攻2年の守山凜さんがポスター発表を行い,高専生の発表は1件のみでしたが,学生奨励賞を受賞しました.当該学生の情報処理学会における学生奨励賞の受賞は今回で3度目となります.
当該学生は,総合工学科情報システム部門/電子制御工学科の川戸聡也准教授の指導の下で,高校生を対象とした情報セキュリティ教育について研究しています.SSS2024では『高校と高専の連携によるアクティブラーニングを取り入れた情報セキュリティ教育』と題して,2023年度に米子東高校および鳥取湖陵高校で実践した授業および高校と高専の教育連携の意義や有用性について発表しました.聴講者や査読委員より,座学では実感の湧きにくい情報セキュリティを高校生がそれぞれの立場で身近に感じ学習することができる優れた実践であると高い評価を得たことで,受賞に繋がりました.
【講演論文および学生の業績などについて】
講演論文は情報処理学会電子図書館「情報学広場」に公開されており,無料で閲覧できます.
情報学広場の当該論文のページ
また,当該学生は業績や教材などをresearchmapなどで公開しています.
researchmap
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(山陰中央新報社へリンク)
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