図1表彰式.JPGJSEC2023でソニー賞受賞 P1100697.JPG天体観測会

科学部は天文関係の研究を行っています。本校の天体望遠鏡にCCDカメラを装着して天体を撮像し、そのデータを解析して毎年日本天文学会春季年会のジュニアセッションで発表しています。また、アマチュア天文愛好家向け雑誌「天文ガイド」の読者の天体写真コンテストへの応募も行っており、過去に25回受賞しました。さらに、2008年には口径25センチの、2019年には口径46センチの大型ドブソニアン望遠鏡を自作し、近隣の小学生を対象とした天体観望会を開催するという天文普及活動も始めました。

また、2011年からは天体望遠鏡に分光器を装着し、本格的な天体分光観測も始めました。そして、科学部の技術力で新型分光器TORIHIME( 分光器の概要 )を開発し、2023年12月に朝日新聞社主催の第21回高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC2023)で発表したところ、ソニー賞を受賞して翌年5月にアメリカのロサンゼルスで開催される国際学生科学技術フェア(ISEF2024)へ日本代表として出場することになりました。今後はこの新型分光器を「メード・イン・星取県」の分光器としてひろめていこうと考えています。宇宙に関心のある学生の皆さん、私達と一緒に天体観測を楽しみませんか?

なお、分光器の図面などは以下の通りです。

TORIHIMEの使用マニュアル

TORIHIMEの図面

TORIHIME設計のための演習問題

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